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平成27年度JA都市農村交流活動優良事例表彰の表彰式が行われました。

 

 JA都市農村交流全国協議会は、平成28年度事業においての初の試みとして、今年の4月に平成27年度に実施したJA都市農村交流活動の事例を募集いたしました。審査委員会における厳選な審査の結果、下記JAが入賞いたしましたのでお知らせいたします。  なお、9月13日に行われた情報・意見交換集会にて盛大に表彰式が行われ、また下記表彰3JAをパネリストとしたパネルディスカッションも行われました

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1.受賞JA

 最優秀賞:JAおうみ冨士「青空フィットネスクラブ」(写真:中央)

  優秀賞:JA邑楽館林「日帰りグリーンツーリズムツアー」(写真:左)

  優秀賞:JA紀の里「フードトレイン 食育×旅育」(写真:右)

 

2.審査委員:   JAいわて花巻       常務理事 阿部 勝昭

          JAセレサ川崎       常務理事 松原 功典

          JA京都中央会       専務理事 牧  克昌

        (一社)家の光協会     代表理事専務 高杉  昇

        (株)日本農業新聞      常務取締役 穴久保光雄

          (株)農協観光      常務取締役 大野 哲也

             JA全中       常務理事 加賀 尚彦

 

3.各表彰JAの概要:

最優秀賞:JAおうみ冨士(おうみふじ)「青空フィットネスクラブ」

「つくる・食べる・つなげる」をコンセプトに「食と農のハブ拠点づくり」をめざす「ファーマーズマーケットおうみんち」を2008年5月オープン。更なる地産地消推進と地域活性化を成し遂げるため「あぐりタウン構想」を掲げた。その構想の第一歩として食農展開をした形が「青空フィットネスクラブ」(2012年本格稼働)である。さまざまな団体と交流、連携を行っている中、このクラブは通常の収穫体験だけでなく、参加者へ「青空パスポート」や「万歩計」を渡すなど、参加者への健康面を考えている点、体験時の歩数の一部がJA総合ポイントカードに「健康マイレージ」として付与される点などの細かな工夫が評価に繋がった。また英語表記のチラシを作成しているなど訪日外国人旅行者受入(インバウンド)に向けても取り組んでいる。

 優秀賞:JA邑楽館林(おうらたてばやし)「日帰りグリーンツーリズムツアー」

JA東京中央、学校法人食糧学院、都内大学、地域団体と連携し、都市部の一般参加者を地元へ呼び寄せ、交流を行っている。JAが交流活動の主体となり地域大学との連携で若い世代向けの農業体験プログラムを作成、実施している。都市住民を体験受入し、地域活性化やJA・農業のファン拡大を図っている。また、交流活動の中で東京にある栄養士・調理師専門学校と連携し、地元農産物を使った「鍋つゆの素」を開発。地元企業の製造により商品化に繋げた。都市部JAであるJA東京中央との連携も興味深い。

 優秀賞:JA紀の里(きのさと)「フードトレイン 食育×旅育」

様々な地域企業・団体・教育機関と連携し交流事業を展開している。その中で、新たな連携先として他地域では大変めずらしい鉄道会社(JR西日本)と連携を開始した。対象者は親子で車両を貸切り、「クイズ型式の企画」や「地元の芸人による食育漫才」「食育マジックショー」など親子連れを飽きさせない企画が興味深い。また、一日を通して「食」や「農」、「人とのふれあい」を意識する内容で地域の活性化につながるカリキュラムですすめているところも興味深い。

以 上

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