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「フルーツ・ツーリズム」研究へ  和歌山県紀の川市

紀の川市は、イチゴや桃、キウイなど多くの種類の果物を生産している市の特徴を観
光振興につなげるため、市を愛するファンらから成る「フルーツ・ツーリズム研究会」
を発足させる。今後、約3年にわたりワークショップや他地域の視察を行いながら、新
たな観光ツアーの開発などを企画、実行する。

「紀の川市のことが大好きな人」という要件で、研究会への参加者を募集している。
市商工観光課が事務局となり、一般募集した人以外に市観光協会や果物農園の関係者ら
もメンバーに加わる。8月と9月にワークショップを開催する予定で、それ以降も月に
1回程度集まって議論を進める方針。
具体的な取り組みはワークショップで話し合う中で決定するが、例えば、以前から盛
んなフルーツ狩りだけでなく果物の加工などの体験もできるツアーや、果物をデザイン
に生かした土産用グッズの開発などが考えられるという。新たなウェブサイトの立ち上
げといった情報発信の強化も検討する考えだ。

既に、市内だけでなく、和歌山市や大阪市からも参加応募が寄せられているという。
商工観光課の担当者は「事業期間は3年だけだが、終了後も市を盛り上げてくれるよう
なファンを育成できたら」と話している。(了)
(2014年7月22日/官庁速報)

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